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《コラム 令和元年から》

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11 衝動を抑えて家計を救う

 

物欲はなく予め決めた通りに行動し、無駄な物を購入しなければ、お金は必然的に貯まり描いたライフプランが実行できる。

 

ところが人は決めたことを忘れ、その時に湧き上がった感情に流され行動する。感情に基づく行動は時として人間らしいといわれるが、理性がない分人間というより動物的行動と思われる。

 

家計は収入と支出と貯蓄の3つで構成されるが、支出が収入と貯蓄以上に多ければ家計は破綻する。論理的な計算から家計は構成されるが、人は情緒的側面もあるので家計とは反りが合わないところがある。

 

心理的衝動

 

人の行動を左右する「衝動」は動物が生き残るために食べること、休むこと、繁殖することのためにプログラムされたものといわれている。ところが動物から人に進化する過程で生き残る危険は薄らいだにもかかわらず、時として表れる衝動はいまでも残っている。

 

同様の感覚で急に何かが目の前に現れれば、その正体を確認する前に頭を抱え小さくなり身構え避けようとする。また口に入れたものに違和感を覚えればすぐに吐き出そうとする。このような危険から身を守る反射行動も生き残るためのプログラムの影響であり、衝動に似た瞬発的行動が表れる。

 

衝動は短期的欲求に基づき表れるので、しばらく意識を他に逸らせば消えうせる。衝動行動が悪い結果に結びつくと分かっていても、目の前の欲求が満たされれば快感が得られる。

 

身体に悪いと分かっていてもなかなかタバコが止められない、食べ過ぎに注意をするよう医師からの指導があっても目の前のご馳走に対する食欲が抑えられないものだ。

 

しかし、衝動は瞬間的に湧き上がってくる欲求であり、何とかその場を耐えしのげば何もなかったような状態になる。衝動は長く記憶に定着しないようだが、周囲の人がタバコを吸えば忘れていた衝動が再び甦る。

 

買い物行動もその時は欲しいと思って購入すればその時の欲求は満たされるが、家に帰ってみると本当は違うものが欲しかった、意外と高い買い物をしてしまったと後悔することがある。

 

ライフプランという目標設定

 

衝動を抑える方法として欲しいと思うものが目の前に現れたら一旦その場から離れて本当に欲しいか冷静になって考えてから改めて行動するといわれている。衝動は瞬間的に湧き上がり時間が経てば消えうせるので、その場での判断を避けるために一呼吸する。

 

衝動は「限定」という言葉で増長される。今を逃したら2度と購入することはできないといわれると購入したくなる。またこれはここだけしか販売していないと聞けば、偶然のめぐり合わせだから一つ購入しようかなと思う。「限定」という言葉には魅力があるのでその気になりやすいものだ。

 

日本人の心理の特徴に「みんなの行動に同調する」ところがある。仲間外れになりたくない協調性の現れだろうが、これが衝動に結びつくことがある。みんなが並んで購入するので私も並んで購入する。皆と同じもののほうが安心できる。

 

衝動の罠にはまらないためには近づかない、また感情の起伏を抑えることが有効である。さらに自身で強く意識するにはライフプランに基づいた目標設定が有効になるだろう。

 

例えば3年後にマイホーム取得のために住宅ローンの頭金を500万円つくりたい。そのため年間貯蓄目標額が定められ、次に月間目標が定められる。常に最優先課題を頭に焼き付けておけば、衝動感情は生まれづらい。

 

常に目標を確認できるよう部屋に掲げるとか手帳に記録するなどして見えるようにしておけば効果は高まるだろう。人の感情は揺らぎやすいから何度もチャレンジしながら自身にあった衝動抑制方法を見つけたいものだ。

 

 

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